( 金色のカペラ )


■ うまれてはじめての
流星の星空のもとで おもいに耽った

考えがまとまったころ星は静かになって
風がやさしくわたしに帰れと諭した


三回も同じことを唱えなきゃだなんて
ナンセンスだ

それでも大事にしたい人のあれそれを
願わずにはいられなかった


星にも奥行きがあるってはじめてきづいて
ああなにも知らなかったんだなって

情けないなって
すうじつまえのことを想って


岩肌にからだをあずけて
極上の90ふん
天と地もなかった あのしゅんかんだけは


星との会話
だいじなこと おしえてくれるよ