( 君は汚い言葉で僕を酷く罵る )


■ ああ、よくわからないな。
記憶の蓋が、ぽかすか開いては閉じる。
綴じる。
四年だか三年だか二年だかが経つけれど、だったら、何だ?
ああ、よくわからないな。

■ http:// 2/4 節分如何ですか?

■ 彼方の疑問に勝手に自分の意見を述べるならば、
“そんなことはじめから出来ませんよ”
っていう、それこそ薄い言葉で終わるよ、わたしは。
人様は、やっぱり、自分のことで手一杯なんだと思うんだよね。
自分の為でしか何かをすることはないと思うんだよね。
自分のことでしか泣けないんだと思うんだよね。
自分のことでしか喜んで笑えないんだと思うんだよね。

■ 12歳になっていたのか、それとも未だ11歳だったのか。
覚えてはいないのだけれど、
そんなある日、
何かの授業中、
教室の地べたに座ってクラスメイトと大判紙を囲んで居たあの日、
窓際に寄りかかって座り、
ああ、死にたいな
そう思って振り仰いだときに見えた、
あの青い空がいつまでも、
もちろん思い出せるわけないけれど、
あの青い空がとても美しくて、
ああ、空ってあおいんだ
そう思ったことが
いつまでもわたしに残っていること
それを思い出した次第。

■ 3時。仕事。ネル。